スマホのテザリングが遅い原因は?速度・発熱・通信制限の改善方法

テザリングには、基地局からスマートフォンまでと、スマートフォンからパソコンまでの二つの通信区間があります。別々に測ると原因を特定できます。

モバイル回線と共有区間を分けて測る

スマートフォンのWi-Fiをオフにし、モバイル回線で3回測ります。その後テザリングを有効にしてパソコン1台だけを接続し、同じサーバーで測ります。スマホ単体から遅ければエリア、混雑、契約を確認し、パソコンだけ遅ければ共有制限、周波数、距離、受信側を確認します。

基準測定中は他の端末を切断します。写真同期や更新中の端末が通信を消費している場合があります。

テザリング専用の通信量制限を確認

無制限プランでもテザリングだけ高速通信量が別に設定されることがあります。上限後はスマホ本体の通信が速いまま、テザリングだけ一定速度へ制御される場合があります。混雑時の優先度が異なる契約もあります。

総通信量だけでなく、当月のテザリング利用量を確認してください。同じ容量で毎回遅くなるなら通信会社へ確認します。DNS変更や初期化では契約上の制限を解除できません。

5GHzと2.4GHzを使い分ける

5GHzは近距離で高速になりやすく、家庭内の干渉も比較的少ない一方、壁や距離に弱い特徴があります。2.4GHzは遠くへ届き旧端末にも対応しますが、混雑しやすく帯域幅が狭い傾向があります。スマホをパソコンの近くに置き5GHzから試します。

iPhoneの互換性を優先は2.4GHz接続を使いやすくし、最高速度が低下する場合があります。Androidは機種によりアクセスポイントの周波数設定名が異なります。変更後はパソコンを再接続します。

発熱・省電力・バックグラウンド通信

モバイル通信、Wi-Fi送信、充電、画面使用は同時に発熱します。端末が高温になると保護機能でモデムや処理性能が下がることがあります。厚いケースを外し、直射日光や車内を避け、風通しの良い場所へ置きます。

測定中は省電力モードを解除し、必要なら安定した電源へ接続して写真同期やアプリ更新を止めます。氷や結露を起こす方法で急冷しないでください。

USBテザリングとパソコン側を比較

USBテザリングはスマホとパソコン間のWi-Fi区間を省き、干渉を減らしながら給電できます。通信対応ケーブルと信頼できるパソコンで試してください。Bluetooth共有は便利ですが通常は低速で、大容量通信には向きません。

パソコンのWi-Fiドライバーを更新し、共有ネットワークを削除して再接続します。2.4GHzのみ対応する端末や古いUSB接続が制限になることがあります。

安定性を改善し通信会社へ確認する

スマホは基地局電波の良い場所に置きながら、パソコンにも近づける必要があります。窓際、室内位置、4Gと5Gを比較します。長時間の固定利用や多台数なら、放熱やアンテナに適した通信会社対応ホームルーターも検討対象です。

スマホ単体と共有後の結果、時刻、場所、接続台数、契約利用量を保存します。単体は速いのにWi-FiとUSBの両方が同じ速度で制限される場合、テザリング設定を通信会社へ確認します。

よくある質問

スマホ本体は速いのにテザリングだけ遅いのはなぜ?

テザリング容量、共有周波数、干渉、発熱、接続端末側が制限している可能性があります。

5GHzにすれば必ず速くなりますか?

近距離で両端末が対応していれば速くなりやすいですが、壁や距離があると2.4GHzより不安定になる場合があります。

USBテザリングはWi-Fiより速いですか?

ローカルのWi-Fi干渉を避けるため安定しやすいですが、モバイル回線速度と契約制限は同じです。

何台まで接続しても大丈夫ですか?

速度を重視するなら少ないほど有利です。実用台数は各端末の利用内容、回線容量、契約制御で決まります。

スマホ単体と共有先を順番に測り、遅い区間を特定しましょう。

テザリング速度を測定