Wi-Fi電波強度dBmの見方:-50・-67・-70 dBmは良好?

Wi-Fi電波は負のdBmで表示され、ゼロに近いほど強くなります。-50 dBmは-70 dBmより強い一方、強度だけでは混雑、ノイズ、外線品質は分かりません。

dBmが負数になる理由

dBmは1mWを基準にした対数の電力単位です。受信Wi-Fi電力は1mWより大幅に小さいため負数です。-70から-60 dBmへの変化は単純な10ポイントではなく大きな改善です。

アプリはRSSIを近似dBmとして示す場合があります。チップ、ドライバー、OSで報告が異なるため、同じ端末の変化を比較し、1回の値を精密測定と思わないでください。

しきい値は保証ではなく目安

-30 dBm付近でもチャネル混雑、AP負荷、外線低速なら通信は遅くなります。設計で-67 dBmを音声・ローミング目安にすることがありますが、端末、変調、ノイズ、再送で必要値は変わります。

-70 dBm前後でWebは使えても会議や高速ローミングが不安定な場合があります。-75~-80 dBm以下は低速・切断が増えます。用途を実際に試してください。

ノイズ、SNR、チャネル使用率

SNRは目的信号と背景ノイズの差です。強い電波でも混雑・ノイズの多いチャネルは、少し弱い空いたチャネルより遅い場合があります。再送も無線時間を消費します。

AP診断でチャネル使用率や再送を確認し、下り、上り、Ping、ジッター、損失を比較します。スマホが正確なノイズを出さない場合、無関係な値からSNRを作りません。

再現可能な電波調査

同じ端末と向き、普段の高さで、AP横、廊下、入口、机やテレビ位置を測ります。周波数帯、接続AP/メッシュ、dBm、各3回の性能を記録します。

普段の開閉状態と混雑時間にも測ります。金属、コンクリート、鏡、家電、人で伝搬が変わります。1枚の画面より一貫した間取り記録が有効です。

2.4・5・6 GHzの違い

2.4GHzは障害物越しに届きやすい一方、チャネルが少なく干渉が多い傾向です。5GHzは近距離容量が高く減衰が速く、6GHzは対応端末で空いた帯域を使えますが近いAPが必要です。

帯域間のdBmだけを比べず、幅、ノイズ、端末能力を考えます。端末が容量のため弱い5GHzを選ぶ、またはローミング判断で遠いノードに残ることがあります。

測定から配置を改善

購入前にAPを中央、高く、開放した場所へ移し、金属棚、床、テレビ裏を避けます。変更後は同じ地点を再測定します。

メッシュや中継器は死角内ではなく上流電波が良い中間へ置きます。有線バックホールや重要な固定部屋の有線APがより安定します。

電波以外がボトルネックのとき

dBmが強いのに遅ければ有線と比較し、混雑、AP CPU、端末数、上り飽和、業者回線を確認します。電波が十分な場所へノードを増やすと干渉が悪化します。

1端末だけ弱ければケース、向き、ドライバー、別Wi-Fiを比較します。スマホとPCの差はアンテナと校正が違うため正常です。

よくある質問

-70 dBmは良いWi-Fiですか?

利用可能なことが多いですが通話、ローミング、干渉への余裕は少ないため実際の遅延と損失を測ります。

電波満タンでも遅いのはなぜ?

電波表示は主に強度で、混雑、再送、AP負荷、上り飽和、外線速度を示しません。

-50と-60 dBmはどちらが強い?

負数なので-50 dBmが強く、対数尺度のため差は大きいです。

スマホとPCでdBmが違うのはなぜ?

アンテナ、チップ、向き、校正が異なります。調査は同じ端末で統一します。

電波表示だけでなく各地点の実性能を測りましょう。

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