Wi-Fiが遅い原因は?買い替える前に試す正しい改善手順
ルーターを買い替える前に、Wi-Fi側の問題か回線側の問題かを切り分け、原因に合った対策を行いましょう。
1. 比較できる状態で速度を測る
クラウド同期、動画再生、ゲーム更新、VPNを停止し、同じ端末でダウンロード、アップロード、Ping、ジッターを3回測ります。1回だけの最高値では安定性を判断できません。
次にルーターから1〜2メートルの場所で再測定します。大きく改善するなら電波範囲や干渉、変化が少ないなら回線や機器側を疑います。
2. 有線LANで原因を切り分ける
Cat 5e以上のケーブルでパソコンをルーターへ接続します。有線が速くWi-Fiだけ遅ければ、周波数帯、チャンネル、設置場所を改善します。有線も遅ければ、ONU・モデム、WAN接続速度、回線障害を確認します。
3. 設置場所と周波数帯を改善する
ルーターは家の中央付近で、床より高く、周囲が開けた場所へ置きます。収納棚、テレビ裏、金属製品の近くは避けてください。
- 近くの端末は5GHzまたは6GHzを優先
- 遠い部屋では2.4GHzも比較
- メッシュは可能なら有線バックホールを使用
- 中継器は元の電波が十分届く位置へ設置
4. 夜間混雑と上り回線も確認する
夜だけ全端末が遅い場合、同じ時間に有線とWi-Fiを数日比較します。有線も同時に低下するなら、地域混雑や回線品質の可能性があります。
バックアップで上り回線が埋まるとPingも悪化します。対応ルーターではSQMや適切なQoS設定が有効です。
よくある質問
電波が最大なのにWi-Fiが遅いのはなぜ?
アンテナ表示は信号強度の目安です。干渉、混雑、パケット損失、回線側の問題までは示しません。
ルーターの再起動だけで直りますか?
一時的な不具合には有効ですが、設置場所や干渉、夜間混雑は根本的に解決しません。
中継器を買えば必ず速くなりますか?
いいえ。電波が弱すぎる場所に置くと弱い通信を中継するだけです。設置位置を先に確認してください。
対策の前後でダウンロード、アップロード、Pingを比較しましょう。
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